パリサイ人と或る學者らとエルサレムより來りてイエスの許に集る。
Then came together unto him the Pharisees, and certain of the scribes, which came from Jerusalem.
The Pharisees
〔マルコ傳3章22節〕22 又󠄂エルサレムより
下れる
學者たちも『
彼はベルゼブルに
憑かれたり』と
言ひ、かつ『
惡鬼の
首によりて
惡鬼を
逐󠄃ひ
出すなり』と
言ふ。
〔ルカ傳5章17節〕17 或日イエス
敎をなし
給ふとき、ガリラヤの
村々、ユダヤ
及びエルサレムより
來りしパリサイ
人、
敎法學者ら、そこに
坐しゐたり。
病を
醫すべき
主の
能力イエスと
偕にありき。
〔ルカ傳11章53節〕53 此處より
出で
給へば、
學者・パリサイ
人ら
烈しく
詰め
寄せて
樣々のことを
詰りはじめ、
〔マルコ傳3章22節〕22 又󠄂エルサレムより
下れる
學者たちも『
彼はベルゼブルに
憑かれたり』と
言ひ、かつ『
惡鬼の
首によりて
惡鬼を
逐󠄃ひ
出すなり』と
言ふ。
〔ルカ傳5章17節〕17 或日イエス
敎をなし
給ふとき、ガリラヤの
村々、ユダヤ
及びエルサレムより
來りしパリサイ
人、
敎法學者ら、そこに
坐しゐたり。
病を
醫すべき
主の
能力イエスと
偕にありき。
〔ルカ傳11章53節〕53 此處より
出で
給へば、
學者・パリサイ
人ら
烈しく
詰め
寄せて
樣々のことを
詰りはじめ、
而して、その弟子たちの中に、潔󠄄からぬ手、即ち洗はぬ手にて食󠄃事する者のあるを見たり。
And when they saw some of his disciples eat bread with defiled, that is to say, with unwashen, hands, they found fault.
defiled
〔使徒行傳10章14節〕14 ペテロ
言ふ『
主よ、
可からじ、
我いまだ
潔󠄄からぬもの
穢れたる
物を
食󠄃せし
事なし』
〔使徒行傳10章15節〕15 聲再びありて
言ふ『
神の
潔󠄄め
給ひし
物を、なんぢ
潔󠄄からずとすな』
〔使徒行傳10章28節〕28 『なんぢらの
知る
如く、ユダヤ
人たる
者の
外の
國人と
交りまた
近󠄃づくことは、
律法に
適󠄄はぬ
所󠄃なり、
然れど
神は、
何人をも
穢れたるもの
潔󠄄からぬ
者と
言ふまじきことを
我に
示したまへり。
they found
〔ダニエル書6章4節〕4 是においてその
監督と
州牧等國事につきてダエルを
訟ふる
隙を
得んとしたりしが
何の
隙をも
何の
咎をも
見いだすことを
得ざりき
其は
彼は
忠義なる
者にてその
身に
何の
咎もなく
何の
過󠄃失もなかりければなり
〔ダニエル書6章5節〕5 是においてその
人々言けるはこのダニエルはその
神の
例典について
之が
隙を
獲にあらざればついにこれを
訟るに
由なしと
〔マタイ傳7章3節〕3 何ゆゑ
兄弟の
目にある《[*]》
塵を
見て、おのが
目にある
梁木を
認󠄃めぬか。[*或は「木屑」と譯す。四、五節なるも同じ。]~
(5) 僞善者よ、まづ
己が
目より
梁木をとり
除け、さらば
明かに
見えて
兄弟の
目より
塵を
取りのぞき
得ん。
〔マタイ傳7章5節〕
〔マタイ傳23章23節〕23 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、
汝らは
薄荷・
蒔蘿・クミンの
十分󠄃の
一を
納󠄃めて、
律法の
中にて
尤も
重き
公平󠄃と
憐憫と
忠信とを
等閑にす。
然れど
之は
行ふべきものなり、
而して
彼もまた
等閑にすべきものならず。~
(25) 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、
汝らは
酒杯と
皿との
外を
潔󠄄くす、されど
內は
貪慾と
放縱とにて
滿つるなり。 〔マタイ傳23章25節〕
パリサイ人および凡てのユダヤ人は、古への人の言傳を固く執りて、懇ろに手を洗はねば食󠄃はず。
For the Pharisees, and all the Jews, except they wash their hands oft, eat not, holding the tradition of the elders.
oft
無し
the tradition
〔マタイ傳15章2節〕2 『なにゆゑ
汝の
弟子は、
古への
人の
言傳を
犯すか、
食󠄃事のときに
手を
洗はぬなり』~
(6) 父󠄃または
母を
敬ふに
及ばず」と
言ふ。
斯くその
言傳によりて
神の
言を
空󠄃しうす。 〔マタイ傳15章6節〕
〔マルコ傳7章7節〕7 ただ
徒らに
我を
拜む、
人の
訓誡を
敎とし
敎へて」と
錄したり。~
(10) 即ちモーセは「なんぢの
父󠄃、なんぢの
母を
敬へ」といひ「
父󠄃また
母を
詈る
者は、
必ず
殺さるべし」といへり。 〔マルコ傳7章10節〕
〔マルコ傳7章13節〕13 かく
汝らの
傳へたる
言傳によりて、
神の
言を
空󠄃しうし、
又󠄂おほく
此の
類の
事をなしをるなり』
〔ガラテヤ書1章14節〕14 又󠄂わが
國人のうち、
我と
同じ
年輩なる
多くの
者にも
勝󠄃りてユダヤ
敎に
進󠄃み、わが
先祖たちの
言傳に
對して
甚だ
熱心なりき。
〔コロサイ書2章8節〕8 なんぢら
心すべし、
恐くはキリストに
從はずして
人の
言傳と
世の
小學とに
從ひ、
人を
惑す
虛しき
哲學をもて
汝らを
奪ひ
去る
者あらん。
〔コロサイ書2章21節〕21 『
捫るな、
味ふな、
觸るな』と
云ふ
規の
下に
在るか。~
(23) これらの
誡命は、みづから
定めたる
禮拜と
謙󠄃遜と
身を
惜まぬ
事とによりて
知慧󠄄あるごとく
見ゆれど、
實は
肉慾の
放縱を
防ぐ
力なし。 〔コロサイ書2章23節〕
〔ペテロ前書1章18節〕18 なんぢらが
先祖等より
傳はりたる
虛しき
行狀より
贖はれしは、
銀や
金のごとき
朽つる
物に
由るにあらず、
また市場より歸りては、まず禊がざれば食󠄃はず。このほか酒杯・鉢・銅の器を濯󠄄ぐなど多くの傳を承けて固く執りたり。
And when they come from the market, except they wash, they eat not. And many other things there be, which they have received to hold, as the washing of cups, and pots, brasen vessels, and of tables.
except
〔ヨブ記9章30節〕30 われ
雪󠄃水をもて
身を
洗ひ
灰󠄃汁をもて
手を
潔󠄄むるとも
〔ヨブ記9章31節〕31 汝われを
汚はしき
穴󠄄の
中に
陷いれたまはん
而して
我衣も
我を
厭ふにいたらん
〔詩篇26章6節〕6 われ
手をあらひて
罪なきをあらはす ヱホバよ
斯てなんぢの
祭壇をめぐり
〔イザヤ書1章16節〕16 なんぢら
己をあらひ
己をきよくしわが
眼前󠄃よりその
惡業をさり
惡をおこなふことを
止め
〔エレミヤ記4章14節〕14 ヱルサレムよ
汝の
心の
惡をあらひ
潔󠄄めよ
然ばすくはれん
汝の
惡き
念いつまで
汝のうちにあるや
〔マタイ傳27章24節〕24 ピラトは
何の
效なく
反つて
亂にならんとするを
見て、
水をとり
群衆のまへに
手を
洗ひて
言ふ『この
人の
血につきて
我は
罪なし、
汝等みづから
當れ』
〔ルカ傳11章38節〕38 食󠄃事前󠄃に
手を
洗ひ
給はぬを、
此のパリサイ
人見て
怪しみたれば、
〔ルカ傳11章39節〕39 主これに
言ひたまふ『
今や
汝らパリサイ
人は、
酒杯と
盆󠄃との
外を
潔󠄄くす、
然れど
汝らの
內は
貪慾と
惡とにて
滿つるなり。
〔ヨハネ傳2章6節〕6 彼處にユダヤ
人の
潔󠄄の
例にしたがひて
四五斗入りの
石甕六個ならべあり。
〔ヨハネ傳3章25節〕25 爰にヨハネの
弟子たちと
一人のユダヤ
人との
間に、
潔󠄄につきて
論起󠄃りたれば、
〔ヘブル書9章10節〕10 此等はただ
食󠄃物・
飮物さまざまの
濯󠄄事などに
係り、
肉に
屬する
定にして、
改革の
時まで
負󠄅せられたるのみ。
〔ヤコブ書4章8節〕8 神に
近󠄃づけ、さらば
神なんぢらに
近󠄃づき
給はん。
罪人よ、
手を
淨めよ、
二心の
者よ、
心を
潔󠄄よくせよ。
〔ヨハネ第一書1章7節〕7 もし
神の
光のうちに
在すごとく
光のうちを
步まば、
我ら
互に
交際を
得、また
其の
子イエスの
血、すべての
罪より
我らを
潔󠄄む。
pots
無し
tables
パリサイ人および學者らイエスに問ふ『なにゆゑ汝の弟子たちは、古への人の言傳に遵󠄅ひて步まず、潔󠄄からぬ手にて食󠄃事するか』
Then the Pharisees and scribes asked him, Why walk not thy disciples according to the tradition of the elders, but eat bread with unwashen hands?
(Whole verse)
〔マタイ傳15章2節〕2 『なにゆゑ
汝の
弟子は、
古への
人の
言傳を
犯すか、
食󠄃事のときに
手を
洗はぬなり』
〔マルコ傳2章16節〕16 パリサイ
人の
學者ら、イエスの
罪人・
取税人とともに
食󠄃し
給ふを
見て、その
弟子たちに
言ふ『なにゆゑ
取税人・
罪人とともに
食󠄃するか』~
(18) ヨハネの
弟子とパリサイ
人とは、
斷食󠄃しゐたり。
人々イエスに
來りて
言ふ『なにゆゑヨハネの
弟子とパリサイ
人の
弟子とは
斷食󠄃して、
汝の
弟子は
斷食󠄃せぬか』 〔マルコ傳2章18節〕
〔使徒行傳21章21節〕21 彼らは、
汝が
異邦人のうちに
居る
凡てのユダヤ
人に
對ひて、その
兒らに
割󠄅禮を
施すな、
習慣に
從ふなと
云ひて、モーセに
遠󠄄ざかることを
敎ふと
聞けり。
〔使徒行傳21章24節〕24 汝かれらと
組みて
之とともに
潔󠄄をなし、
彼等のために
費を
出して
髮を
剃らしめよ。さらば
人々みな
汝につきて
聞きたることの
虛僞にして、
汝も
律法を
守りて
正しく
步み
居ることを
知らん。
〔ロマ書4章12節〕12 また
割󠄅禮のみに
由らず、
我らの
父󠄃アブラハムの
無割󠄅禮のときの
信仰の
跡をふむ
割󠄅禮ある
者の
父󠄃とならん
爲なり。
〔テサロニケ後書3章6節〕6 兄弟よ、
我らの
主イエス・キリストの
名によりて
汝らに
命ず、
我等より
受けし
傳に
從はずして
妄に
步む
凡ての
兄弟に
遠󠄄ざかれ。
〔テサロニケ後書3章11節〕11 聞く
所󠄃によれば、
汝等のうちに
妄に
步みて
何の
業をもなさず、
徒事にたづさはる
者ありと。
イエス言ひ給ふ『イザヤは汝ら僞善者につきて能く預言せり。 「この民は口唇にて我を敬ふ、 然れど、その心は我に遠󠄄ざかる。
He answered and said unto them, Well hath Esaias prophesied of you hypocrites, as it is written, This people honoureth me with their lips, but their heart is far from me.
Well
〔イザヤ書29章13節〕13 主いひ
給はく この
民は
口をもて
我にちかづき
口唇をもてわれを
敬へども その
心はわれに
遠󠄄かれり そのわれを
畏みおそるるは
人の
誡命によりてをしへられしのみ
〔マタイ傳15章7節〕7 僞善者よ、
宜なる
哉イザヤは
汝らに
就きて
能く
預言せり。
曰く、~
(9) ただ
徒らに
我を
拜む。
人の
訓誡を
敎とし
敎へて」』 〔マタイ傳15章9節〕
〔使徒行傳28章25節〕25 互に
相合はずして
退󠄃かんとしたるに、パウロ
一言を
述󠄃べて
言ふ『
宜なるかな、
聖󠄄靈は
預言者イザヤによりて
汝らの
先祖たちに
語り
給へり。
曰く、
honoureth
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
〔ホセア書8章2節〕2 かれら
我にむかひてわが
神よわれらイスラエルはなんぢを
知れりと
叫ばん
〔ヨハネ傳8章41節〕41 汝らは
汝らの
父󠄃の
業を
爲すなり』かれら
言ふ『われら
淫行によりて
生れず、
我らの
父󠄃はただ
一人、
即ち
神なり』
〔ヨハネ傳8章42節〕42 イエス
言ひたまふ『
神もし
汝らの
父󠄃ならば、
汝ら
我を
愛せん、われ
神より
出でて
來ればなり。
我は
己より
來るにあらず、
神われを
遣󠄃し
給へり。
〔ヨハネ傳8章54節〕54 イエス
答へたまふ『
我もし
己に
榮光を
歸せば、
我が
榮光は
空󠄃し。
我に
榮光を
歸する
者は
我が
父󠄃なり、
即ち
汝らが
己の
神と
稱ふる
者なり。
〔ヨハネ傳8章55節〕55 然るに
汝らは
彼を
知らず、
我は
彼を
知る。もし
彼を
知らずと
言はば、
汝らの
如く
僞者たるべし。
然れど
我は
彼を
知り、
且その
御言を
守る。
〔ヨハネ傳15章24節〕24 我もし
誰もいまだ
行はぬ
事を
彼らの
中に
行はざりしならば、
彼ら
罪なかりしならん。
然れど
今ははや
我をも
我が
父󠄃をも
見たり、また
憎みたり。
〔テモテ後書3章5節〕5 敬虔の
貌をとりてその
德を
捨つる
者とならん、
斯かる
類の
者を
避󠄃けよ。
〔テトス書1章16節〕16 みづから
神を
知ると
言ひあらはせど、
其の
行爲にては
神を
否む。
彼らは
憎むべきもの、
服󠄃はぬ
者、すべての
善き
業に
就きて
棄てられたる
者なり。
〔ヤコブ書2章14節〕14 わが
兄弟よ、
人みづから
信仰ありと
言ひて、もし
行爲なくば
何の
益かあらん、
斯る
信仰は
彼を
救ひ
得んや。~
(17) 斯くのごとく
信仰もし
行爲なくば、
死にたる
者なり。 〔ヤコブ書2章17節〕
hypocrites
〔マタイ傳23章13節〕13 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、なんぢらは
人の
前󠄃に
天國を
閉して、
自ら
入らず、
入らんとする
人の
入るをも
許さぬなり。~
(15) 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、
汝らは
一人の
改宗者を
得んために
海陸を
經めぐり、
旣に
得れば、
之を
己に
倍したる《[*]》ゲヘナの
子となすなり。[*譯して「地獄の子」とす。]
〔マタイ傳23章15節〕
〔ルカ傳11章39節〕39 主これに
言ひたまふ『
今や
汝らパリサイ
人は、
酒杯と
盆󠄃との
外を
潔󠄄くす、
然れど
汝らの
內は
貪慾と
惡とにて
滿つるなり。~
(44) 禍害󠄅なるかな、
汝らは
露れぬ
墓のごとし。
其の
上を
步む
人これを
知らぬなり』
〔ルカ傳11章44節〕
ただ徒らに我を拜む、 人の訓誡を敎とし敎へて」と錄したり。
Howbeit in vain do they worship me, teaching for doctines the commandments of men.
in vain
〔サムエル前書12章21節〕21 虛しき
物に
迷󠄃ひゆくなかれ
是は
虛しき
物なれば
汝らを
助くることも
救ふことも
得ざるなり
〔マラキ書3章14節〕14 汝らは
言らく
神に
服󠄃事ることは
徒然なり われらその
命令をまもりかつ
萬軍のヱホバの
前󠄃に
悲みて
步みたりとて
何の
益あらんや
〔マタイ傳6章7節〕7 また
祈るとき、
異邦人の
如く
徒らに
言を
反復すな。
彼らは
言多きによりて
聽かれんと
思ふなり。
〔マタイ傳15章9節〕9 ただ
徒らに
我を
拜む。
人の
訓誡を
敎とし
敎へて」』
〔コリント前書15章14節〕14 もしキリスト
甦へり
給はざりしならば、
我らの
宣敎も
空󠄃しく、
汝らの
信仰もまた
空󠄃しからん、
〔コリント前書15章58節〕58 然れば
我が
愛する
兄弟よ、
確くして
搖くことなく、
常に
勵みて
主の
事を
務めよ、
汝等その
勞の、
主にありて
空󠄃しからぬを
知ればなり。
〔テトス書3章9節〕9 されど
愚なる
議論・
系圖・
爭鬪、また
律法に
就きての
分󠄃爭を
避󠄃けよ。これらは
益なくして
空󠄃しきものなり。
〔ヤコブ書1章26節〕26 人もし
自ら
信心ふかき
者と
思ひて、その
舌に
轡を
著けず、
己が
心を
欺かば、その
信心は
空󠄃しきなり。
〔ヤコブ書2章20節〕20 ああ
虛しき
人よ、なんぢ
行爲なき
信仰の
徒然なるを
知らんと
欲するか。
the commandments
〔申命記12章32節〕32 我が
汝らに
命ずるこの
一切の
言をなんぢら
守りて
行ふべし
汝これを
增なかれまた
之を
減すなかれ
〔テモテ前書4章1節〕1 されど
御靈あきらかに、
或人の
後の
日に
及びて、
惑す
靈と
惡鬼の
敎とに
心を
寄せて、
信仰より
離れんことを
言ひ
給ふ。~
(3) 婚姻するを
禁じ、
食󠄃を
斷つことを
命ず。されど
食󠄃は
神の
造󠄃り
給へる
物にして、
信じかつ
眞理を
知る
者の
感謝して
受くべきものなり。 〔テモテ前書4章3節〕
〔ヨハネ黙示録14章11節〕11 その
苦痛の
烟は
世々限りなく
立ち
昇りて、
獸とその
像とを
拜する
者また
其の
名の
徽章を
受けし
者は、
夜も
晝も
休息を
得ざらん。
〔ヨハネ黙示録14章12節〕12 神の
誡命とイエスを
信ずる
信仰とを
守る
聖󠄄徒の
忍󠄄耐は
茲にあり』
〔ヨハネ黙示録22章18節〕18 われ
凡てこの
書の
預言の
言を
聞く
者に
證す。もし
之に
加ふる
者あらば、
神はこの
書に
記されたる
苦難を
彼に
加へ
給はん。
汝らは神の誡命を離れて人の言傳を固く執る』
For laying aside the commandment of God, ye hold the tradition of men, as the washing of pots and cups: and many other such like things ye do.
laying
〔イザヤ書1章12節〕12 なんぢらは
我に
見えんとてきたる このことを
誰がなんぢらに
要󠄃めしや
徒らにわが
庭をふむのみなり
the tradition
〔マルコ傳7章3節〕3 パリサイ
人および
凡てのユダヤ
人は、
古への
人の
言傳を
固く
執りて、
懇ろに
手を
洗はねば
食󠄃はず。
〔マルコ傳7章4節〕4 また
市場より
歸りては、まず
禊がざれば
食󠄃はず。このほか
酒杯・
鉢・
銅の
器を
濯󠄄ぐなど
多くの
傳を
承けて
固く
執りたり。
また言ひたまふ『汝等はおのれの言傳を守らんとて、能くも神の誡命を棄つ。
And he said unto them, Full well ye reject the commandment of God, that ye may keep your own tradition.
Full
〔列王紀略下16章10節〕10 かくてアハズはアツスリヤの
王テグラテピレセルに
會んとてダマスコにゆきけるがダマスコにおいて
一箇の
祭壇を
見たればアスス
王その
祭壇の
工作にしたがひて
委くこれが
圖と
式樣を
制へて
祭司ウリヤにこれをおくれり~
(16) 祭司ウリヤすなはちアハズ
王のすべて
命じたるごとくに
然なせり
〔列王紀略下16章16節〕
〔イザヤ書24章5節〕5 民おきてにそむき
法ををかし とこしへの
契󠄅約をやぶりたるがゆゑに
地はその
下にけがされたり
〔イザヤ書29章13節〕13 主いひ
給はく この
民は
口をもて
我にちかづき
口唇をもてわれを
敬へども その
心はわれに
遠󠄄かれり そのわれを
畏みおそるるは
人の
誡命によりてをしへられしのみ
〔エレミヤ記44章17節〕17 我らは
必ず
我らの
口より
出る
言を
行ひ
我らが
素なせし
如く
香を
天后に
焚きまた
酒をその
前󠄃に
灌ぐべし
即ちユダの
諸邑とヱルサレムの
街にて
我らと
我らの
先祖等および
我らの
王等と
我らの
牧伯等の
行ひし
如くせん
當時われらは
糧に
飽󠄄き
福をえて
災に
遇󠄃ざりし
〔ダニエル書7章25節〕25 かれ
至高者に
敵して
言を
出しかつ
至高者の
聖󠄄徒を
惱まさん
彼また
時と
法とを
變んことを
望󠄇まん
聖󠄄徒は
一時と
二時と
半󠄃時を
經るまで
彼の
手に
付されてあらん
〔ダニエル書11章36節〕36 此王その
意󠄃のままに
事をおこなひ
萬の
神に
逾て
自己を
高くし
自己を
大にし
神々の
神たる
者にむかひて
大言を
吐き
等して
忿怒の
息む
時までその
志を
得ん
其はその
定まれるところの
事成ざるべからざればなり
〔マタイ傳15章3節〕3 答へて
言ひ
給ふ『なにゆゑ
汝らは、また
汝らの
言傳によりて
神の
誡命を
犯すか。~
(6) 父󠄃または
母を
敬ふに
及ばず」と
言ふ。
斯くその
言傳によりて
神の
言を
空󠄃しうす。 〔マタイ傳15章6節〕
〔テサロニケ後書2章4節〕4 彼はすべて
神と
稱ふる
者、および
人の
拜む
者に
逆󠄃ひ、
此等よりも
己を
高くし、
遂󠄅に
神の
聖󠄄所󠄃に
坐し
己を
神として
見する
者なり。
reject
〔マルコ傳7章13節〕13 かく
汝らの
傳へたる
言傳によりて、
神の
言を
空󠄃しうし、
又󠄂おほく
此の
類の
事をなしをるなり』
〔ロマ書3章31節〕31 然らば
我ら
信仰をもて
律法を
空󠄃しくするか、
決して
然らず、
反つて
律法を
堅うするなり。
〔ガラテヤ書2章21節〕21 我は
神の
恩惠を
空󠄃しくせず、もし
義とせらるること
律法に
由らば、キリストの
死に
給へるは
徒然なり。
即ちモーセは「なんぢの父󠄃、なんぢの母を敬へ」といひ「父󠄃また母を詈る者は、必ず殺さるべし」といへり。
For Moses said, Honour thy father and thy mother; and, Whoso curseth father or mother, let him die the death:
Honour
〔出エジプト記20章12節〕12 汝の
父󠄃母を
敬へ
是は
汝の
神ヱホバの
汝にたまふ
所󠄃の
地に
汝の
生命の
長からんためなり
〔申命記5章16節〕16 汝の
神ヱホバの
汝に
命じたまふごとく
汝の
父󠄃母を
敬へ
是汝の
神ヱホバの
汝に
賜ふ
地において
汝の
日の
長からんため
汝に
祥のあらんためなり
〔マルコ傳10章19節〕19 誡命は
汝が
知るところなり「
殺すなかれ」「
姦淫するなかれ」「
盜むなかれ」「
僞證を
立つるなかれ」
欺き
取るなかれ「
汝の
父󠄃と
母とを
敬へ」』
Whoso
〔レビ記20章9節〕9 凡てその
父󠄃またはその
母を
詛ふ
者はかならず
誅さるべし
彼その
父󠄃またはその
母を
詛ひたればその
血は
自身に
歸すべきなり
〔申命記27章16節〕16 その
父󠄃母を
輕んずる
者は
詛はるべし
民みな
對てアーメンといふべし
〔箴言20章20節〕20 おのれの
父󠄃母を
罵るものはその
燈火くらやみの
中に
消󠄃ゆべし
〔箴言30章17節〕17 おのれの
父󠄃を
嘲り
母に
從ふことをいやしとする
眼は
谷の
鴉これを
拔いだし
鷲の
雛これを
食󠄃はん
〔マタイ傳15章4節〕4 即ち
神は「
父󠄃母を
敬へ」と
言ひ「
父󠄃または
母を
罵る
者は
必ず
殺さるべし」と
言ひたまへり。
然るに汝らは「人もし父󠄃また母にむかひ我が汝に對して負󠄅ふ所󠄃のものは、コルバン即ち供物なりと言はば可し」と言ひて、
But ye say, If a man shall say to his father or mother, It is Corban, that is to say, a gift, by whatsoever thou mightest be profited by me; he shall be free.
It is Corban
〔マタイ傳15章5節〕5 然るに
汝らは「
誰にても
父󠄃または
母に
對ひて
我が
負󠄅ふ
所󠄃のものは、
供物となりたりと
言はば、
〔マタイ傳23章18節〕18 なんぢら
又󠄂いふ「
人もし
祭壇を
指して
誓はば
事なし、
其の
上の
供物を
指して
誓はば
果さざるべからず」と。
〔テモテ前書5章4節〕4 されど
寡婦󠄃に
子もしくは
孫あらば、
彼ら
先づ
己の
家に
孝を
行ひて
親に
恩を
報ゆることを
學ぶべし。これ
神の
御意󠄃にかなふ
事なり。~
(8) 人もし
其の
親族、
殊に
己が
家族を
顧󠄃みずば、
信仰を
棄てたる
者にて
不信者よりも
更に
惡しきなり。 〔テモテ前書5章8節〕
そののち人をして、父󠄃また母に事ふること勿らしむ。
And ye suffer him no more to do ought for his father or his mother;
かく汝らの傳へたる言傳によりて、神の言を空󠄃しうし、又󠄂おほく此の類の事をなしをるなり』
Making the word of God of none effect through your tradition, which ye have delivered: and many such like things do ye.
such
〔エゼキエル書18章14節〕14 又󠄂子生れんに
其子父󠄃のなせる
諸の
罪を
視しかども
視て
斯有ことを
行はず
〔ガラテヤ書5章21節〕21 猜忌・
醉酒・
宴樂などの
如し。
我すでに
警めたるごとく、
今また
警む。
斯ることを
行ふ
者は
神の
國を
嗣ぐことなし。
the word
〔イザヤ書8章20節〕20 ただ
律法と
證詞とを
求むべし
彼等のいふところ
此言にかなはずば
晨光あらじ
〔エレミヤ記8章8節〕8 汝いかで
我ら
智慧󠄄ありわれらにはヱホバの
律法ありといふことをえんや
視よまことに
書記の
僞の
筆之を
僞とせり
〔エレミヤ記8章9節〕9 智慧󠄄ある
者は
辱しめられまたあわてて
執へらる
視よ
彼等ヱホバの
言を
棄たり
彼ら
何の
智慧󠄄あらんや
〔ホセア書8章12節〕12 我かれらのために
律法をしるして
數件の
箇條を
示したれど
彼らは
反て
之を
異物とおもへり
〔マタイ傳5章17節〕17 われ
律法また
預言者を
毀つために
來れりと
思ふな。
毀たんとて
來らず、
反つて
成就せん
爲なり。~
(20) 我なんぢらに
吿ぐ、
汝らの
義、
學者・パリサイ
人に
勝󠄃らずば、
天國に
入ること
能はず。
〔マタイ傳5章20節〕
〔マタイ傳15章6節〕6 父󠄃または
母を
敬ふに
及ばず」と
言ふ。
斯くその
言傳によりて
神の
言を
空󠄃しうす。
〔マルコ傳7章9節〕9 また
言ひたまふ『
汝等はおのれの
言傳を
守らんとて、
能くも
神の
誡命を
棄つ。
〔テトス書1章14節〕14 彼らがユダヤ
人の
昔話と
眞理を
棄てたる
人の
誡命とに
心を
寄することなく、
信仰を
健全󠄃にせん
爲なり。
更に群衆を呼び寄せて言ひ給ふ『なんぢら皆われに聽きて悟れ。
And when he had called all the people unto him, he said unto them, Hearken unto me every one of you, and understand:
and understand
〔箴言8章5節〕5 拙き
者よなんぢら
聰明に
明かなれ
愚なる
者よ
汝ら
明かなる
心を
得よ
〔イザヤ書6章9節〕9 ヱホバいひたまはく
徃てこの
民にかくのごとく
吿よ なんぢら
聞てきけよ
然どさとらざるべし
見てみよ
然どしらざるべしと
〔使徒行傳8章30節〕30 ピリポ
走り
寄りて、その
預言者イザヤの
書を
讀むを
聽きて
言ふ『なんぢ
其の
讀むところを
悟るか』
when
〔列王紀略上18章21節〕21 時にエリヤ
總の
民に
近󠄃づきて
言けるは
汝等何時まで
二の
物の
間にまよふやヱホバ
若し
神ならば
之に
從へされどバアル
若し
神ならば
之に
從へと
民は
一言も
彼に
答ざりき
〔列王紀略上22章28節〕28 ミカヤ
言けるは
爾若眞に
平󠄃安に
歸るならばヱホバ
我によりて
言たまはざりしならん
又󠄂曰けるは
爾等民よ
皆聽べし
〔詩篇49章1節〕1 -2 もろもろの
民よきけ
賤きも
貴きも
富るも
貧󠄃きもすべて
地にすめる
者よ なんぢらともに
耳をそばだてよ
〔詩篇94章8節〕8 民のなかなる
無知よ なんぢらさとれ
愚かなる
者よ いづれのときにか
智からん
〔ルカ傳12章1節〕1 その
時、
無數の
人あつまりて、
群衆ふみ
合ふばかりなり。イエスまづ
弟子たちに
言ひ
出で
給ふ『なんぢら、パリサイ
人のパンだねに
心せよ、これ
僞善なり。
〔ルカ傳12章54節〕54 イエスまた
群衆に
言ひ
給ふ『なんぢら
雲の
西より
起󠄃るを
見れば、
直ちに
言ふ「
急󠄃雨きたらん」と、
果して
然り。~
(57) また
何故みづから
正しき
事を
定めぬか。 〔ルカ傳12章57節〕
〔ルカ傳20章45節〕45 民の
皆ききをる
中にて、イエス
弟子たちに
言ひ
給ふ、~
(47) また
寡婦󠄃らの
家を
呑み、
外見をつくりて
長き
祈をなす。
其の
受くる
審判󠄄は
更に
嚴しからん』 〔ルカ傳20章47節〕
外より人に入りて、人を汚し得るものなし、然れど人より出づるものは、これ人を汚すなり』
There is nothing from without a man, that entering into him can defile him: but the things which come out of him, those are they that defile the man.
There
無し
but
〔箴言4章23節〕23 すべての
操守べき
物よりもまさりて
汝の
心を
守れ そは
生命の
流これより
出ればなり
〔マタイ傳12章34節〕34 蝮の
裔よ、なんぢら
惡しき
者なるに、
爭で
善きことを
言ひ
得んや。それ
心に
滿つるより
口に
言はるるなり。
〔マルコ傳7章20節〕20 また
言ひたまふ『
人より
出づるものは、これ
人を
汚すなり。~
(23) すべて
此等の
惡しき
事は
內より
出でて
人を
汚すなり』
〔マルコ傳7章23節〕
nothing
〔レビ記11章42節〕42 即ち
地に
匍ところの
諸の
匍行物の
中凡て
腹ばひ
行く
者四足にて
步く
者ならびに
多の
足を
有つ
者是等をば
汝等食󠄃ふべからず
是等は
忌べき
者たるなり~
(47) 汚たる
者と
潔󠄄き
者とを
分󠄃ち
食󠄃るゝ
生物と
食󠄃はれざる
生物とを
分󠄃つ
者なり 〔レビ記11章47節〕
〔マルコ傳7章18節〕18 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢらも
然か
悟なきか、
外より
人に
入る
物の、
人を
汚しえぬを
悟らぬか、~
(20) また
言ひたまふ『
人より
出づるものは、これ
人を
汚すなり。 〔マルコ傳7章20節〕
〔使徒行傳10章14節〕14 ペテロ
言ふ『
主よ、
可からじ、
我いまだ
潔󠄄からぬもの
穢れたる
物を
食󠄃せし
事なし』~
(16) かくの
如きこと
三度にして、
器は
直ちに
天に
上げられたり。
〔使徒行傳10章16節〕
〔使徒行傳10章28節〕28 『なんぢらの
知る
如く、ユダヤ
人たる
者の
外の
國人と
交りまた
近󠄃づくことは、
律法に
適󠄄はぬ
所󠄃なり、
然れど
神は、
何人をも
穢れたるもの
潔󠄄からぬ
者と
言ふまじきことを
我に
示したまへり。
〔使徒行傳11章8節〕8 我いふ「
主よ、
可からじ、
潔󠄄からぬもの
穢れたる
物は、
曾て
我が
口に
入りしことなし」~
(10) かくの
如きこと
三度にして、
終󠄃にはみな
天に
引上げられたり。 〔使徒行傳11章10節〕
〔使徒行傳15章20節〕20 ただ
書き
贈りて、
偶像に
穢されたる
物と
淫行と
絞殺したる
物と
血とを
避󠄃けしむべし。
〔使徒行傳15章21節〕21 昔より、いづれの
町にもモーセを
宣ぶる
者ありて
安息日每に
諸會堂にてその
書を
讀めばなり』
〔ロマ書14章17節〕17 それ
神の
國は
飮食󠄃にあらず、
義と
平󠄃和と
聖󠄄靈によれる
歡喜とに
在るなり。
〔テモテ前書4章3節〕3 婚姻するを
禁じ、
食󠄃を
斷つことを
命ず。されど
食󠄃は
神の
造󠄃り
給へる
物にして、
信じかつ
眞理を
知る
者の
感謝して
受くべきものなり。~
(5) そは
神の
言と
祈とによりて
潔󠄄めらるるなり。
〔テモテ前書4章5節〕
〔テトス書1章15節〕15 潔󠄄き
人には
凡ての
物きよく、
汚れたる
人と
不信者とには
一つとして
潔󠄄き
物なし、
彼らは
旣に
心も
良心も
汚れたり。
〔ヘブル書9章10節〕10 此等はただ
食󠄃物・
飮物さまざまの
濯󠄄事などに
係り、
肉に
屬する
定にして、
改革の
時まで
負󠄅せられたるのみ。
〔ヘブル書13章9節〕9 各樣の
異なる
敎のために
惑さるな。
飮食󠄃によらず、
恩惠によりて
心を
堅うするは
善し、
飮食󠄃によりて
步みたる
者は
益を
得ざりき。
[なし]《[*]》[*諸異本「聽く耳あるものは聽くべし」との句あり。]
If any man have ears to hear, let him hear.
(Whole verse)
〔ヨハネ黙示録2章7節〕7 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし、
勝󠄃を
得る
者には、われ
神のパラダイスに
在る
生命の
樹の
實を
食󠄃ふことを
許さん」
〔ヨハネ黙示録2章11節〕11 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし。
勝󠄃を
得るものは
第二の
死に
害󠄅はるることなし」
〔ヨハネ黙示録2章17節〕17 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし、
勝󠄃を
得る
者には
我かくれたるマナを
與へん、また
受くる
者の
外、たれも
知らざる
新しき
名を
錄したる
白き
石を
與へん」
イエス群衆を離れて家に入り給ひしに、弟子たち其の譬を問ふ。
And when he was entered into the house from the people, his disciples asked him concerning the parable.
(Whole verse)
〔マタイ傳13章10節〕10 弟子たち
御許に
來りて
言ふ『なにゆゑ
譬にて
彼らに
語り
給ふか』
〔マタイ傳13章36節〕36 爰に
群衆を
去らしめて、
家に
入りたまふ。
弟子たち
御許に
來りて
言ふ『
畑の
毒麥の
譬を
我らに
解きたまへ』
〔マルコ傳4章10節〕10 イエス
人々を
離れ
居給ふとき、
御許にをる
者ども、
十二弟子とともに、
此等の
譬を
問ふ。
〔マルコ傳4章34節〕34 譬ならでは
語り
給はず、
弟子たちには、
人なき
時に
凡ての
事を
釋き
給へり。
彼らに言ひ給ふ『なんぢらも然か悟なきか、外より人に入る物の、人を汚しえぬを悟らぬか、
And he saith unto them, Are ye so without understanding also? Do ye not perceive, that whatsoever thing from without entereth into the man, it cannot defile him;
(Whole verse)
〔イザヤ書28章9節〕9 かれは
誰にをしへて
知識をあたへんとするか
誰にしめして
音󠄃信を
曉らせんとするか
乳󠄃をたち
懷をはなれたる
者にするならんか
〔イザヤ書28章10節〕10 そは
誡命にいましめをくはへ
誡命にいましめをくはへ
度にのりをくはへ
度にのりをくはへ
此にもすこしく
彼にもすこしく
敎ふ
〔エレミヤ記5章4節〕4 故に
我いひけるは
此輩は
惟いやしき
愚なる
者なればヱホバの
途󠄃と
其神の
鞫を
知ざるなり
〔エレミヤ記5章5節〕5 われ
貴人にゆきて
之に
語らんかれらはヱホバの
途󠄃とその
神の
鞫を
知るなり
然に
彼らも
皆軛を
折り
縛を
斷り
〔マタイ傳15章17節〕17 凡て
口に
入るものは
腹にゆき、
遂󠄅に
厠に
棄てらるる
事を
悟らぬか。
〔マタイ傳16章11節〕11 我が
言ひしはパンの
事にあらぬを
何ぞ
悟らざる。
唯パリサイ
人とサドカイ
人とのパンだねに
心せよ』
〔マルコ傳4章13節〕13 また
言ひ
給ふ『なんぢら
此の
譬を
知らぬか、
然らば
爭でもろもろの
譬を
知り
得んや。
〔ルカ傳24章25節〕25 イエス
言ひ
給ふ『ああ
愚にして
預言者たちの
語りたる
凡てのことを
信ずるに
心鈍き
者よ。
〔ヨハネ傳3章10節〕10 イエス
答へて
言ひ
給ふ『なんぢはイスラエルの
師にして
猶かかる
事どもを
知らぬか。
〔コリント前書3章2節〕2 われ
汝らに
乳󠄃のみ
飮ませて
堅き
食󠄃物を
與へざりき。
汝等そのとき
食󠄃ふこと
能はざりし
故なり。
〔ヘブル書5章11節〕11 之に
就きて
我ら
多くの
言ふべき
事あれど、
汝ら
聞くに
鈍くなりたれば
釋き
難し。
これ心には入らず、腹に入りて厠におつるなり』かく凡ての食󠄃物を潔󠄄しとし給へり。
Because it entereth not into his heart, but into the belly, and goeth out into the draught, purging all meats?
(Whole verse)
〔マタイ傳15章17節〕17 凡て
口に
入るものは
腹にゆき、
遂󠄅に
厠に
棄てらるる
事を
悟らぬか。
〔コリント前書6章13節〕13 食󠄃物は
腹のため、
腹は
食󠄃物のためなり。
然れど
神は
之をも
彼をも
亡し
給はん。
身は
淫行をなさん
爲にあらず、
主の
爲なり、
主はまた
身の
爲なり。
また言ひたまふ『人より出づるものは、これ人を汚すなり。
And he said, That which cometh out of the man, that defileth the man.
(Whole verse)
〔詩篇41章6節〕6 かれ
又󠄂われを
見んとてきたるときは
虛僞をかたり
邪曲をその
心にあつめ
外にいでてはこれを
述󠄃ぶ
〔ミカ書2章1節〕1 その
牀にありて
不義を
圖り
惡事を
工夫る
者等には
禍あるべし
彼らはその
手に
力あるが
故に
天亮におよべばこれを
行ふ
〔マタイ傳12章34節〕34 蝮の
裔よ、なんぢら
惡しき
者なるに、
爭で
善きことを
言ひ
得んや。それ
心に
滿つるより
口に
言はるるなり。~
(37) それは
汝の
言によりて
義とせられ、
汝の
言によりて
罪せらるるなり』
〔マタイ傳12章37節〕
〔マルコ傳7章15節〕15 外より
人に
入りて、
人を
汚し
得るものなし、
然れど
人より
出づるものは、これ
人を
汚すなり』
〔ヘブル書7章6節〕6 されど
此の
血脈にあらぬ
彼は、アブラハムより
十分󠄃の
一を
取りて
約束を
受けし
者を
祝福せり。
〔ヤコブ書3章6節〕6 舌は
火なり、
不義の
世界なり、
舌は
我らの
肢體の
中にて、
全󠄃身を
汚し、また
地獄より
燃え
出でて
一生の
車輪を
燃すものなり。
〔ヤコブ書4章1節〕1 汝等のうちの
戰爭は
何處よりか、
分󠄃爭は
何處よりか、
汝らの
肢體のうちに
戰ふ
慾より
來るにあらずや。
それ內より、人の心より、惡しき念いづ、即ち淫行・竊盜・殺人、
For from within, out of the heart of men, proceed evil thoughts, adulteries, fornications, murders,
evil
〔箴言15章25節〕25 ヱホバはたかぶる
者の
家をほろぼし
寡婦󠄃の
地界をさだめたまふ
〔イザヤ書59章7節〕7 かれらの
足はあくにはしり
罪なき
血をながすに
速󠄃し かれらの
思念はよこしまの
思念なり
殘害󠄅と
滅亡とその
路徑にのこれり
〔エゼキエル書38章10節〕10 主ヱホバかくいひたまふ
其日に
汝の
心に
思想おこり
惡き
謀計をくはだてて
〔マタイ傳9章4節〕4 イエスその
思を
知りて
言ひ
給ふ『
何ゆゑ
心に
惡しき
事をおもふか。
〔ヤコブ書2章4節〕4 汝らの
中にて
區別をなし、また
惡しき
思をもてる
審判󠄄人となるに
非ずや。[*或は「汝らの心の中に矛盾あり」と譯す。]
out
〔創世記6章5節〕5 ヱホバ
人の
惡の
地に
大なると
其心の
思念の
都て
圖維る
所󠄃の
恒に
惟惡きのみなるを
見たまへり
〔創世記8章21節〕21 ヱホバ
其馨き
香を
聞ぎたまひてヱホバ
其意󠄃に
謂たまひけるは
我再び
人の
故に
因て
地を
詛ふことをせじ
其は
人の
心の
圖維るところ
其幼少時よりして
惡かればなり
又󠄂我曾て
爲たる
如く
再び
諸の
生る
物を
擊ち
滅さじ
〔ヨブ記14章4節〕4 誰か
淸き
物を
汚れたる
物の
中より
出し
得る
者あらん
一人も
無し
〔ヨブ記15章14節〕14 人は
如何なる
者ぞ
如何してか
潔󠄄からん
婦󠄃の
產し
者は
如何なる
者ぞ
如何してか
義からん~
(16) 况んや
罪を
取ること
水を
飮がごとくする
憎むべき
穢れたる
人をや 〔ヨブ記15章16節〕
〔ヨブ記25章4節〕4 然ば
誰か
神の
前󠄃に
正義かるべき
婦󠄃人の
產し
者いかでか
淸かるべき
〔詩篇14章1節〕1 愚なるものは
心のうちに
神なしといへり かれらは
腐れたり かれらは
憎むべき
事をなせり
善をおこなふ
者なし
〔詩篇14章3節〕3 みな
逆󠄃きいでてことごとく
腐れたり
善をなすものなし
一人だになし
〔詩篇53章1節〕1 愚かなるものは
心のうちに
神なしといへり かれらは
腐れたりかれらは
憎むべき
不義をおこなへり
善をおこなふ
者なし
〔詩篇53章3節〕3 みな退󠄃ぞきてことごとく
汚れたり
善をなすものなし
一人だになし
〔詩篇58章2節〕2 否なんぢらは
心のうちに
惡事をおこなひ その
手の
强暴をこの
地にはかりいだすなり
〔詩篇58章3節〕3 あしきものは
胎をはなるるより
背きとほざかり
生れいづるより
迷󠄃ひていつはりをいふ
〔箴言4章23節〕23 すべての
操守べき
物よりもまさりて
汝の
心を
守れ そは
生命の
流これより
出ればなり
〔エレミヤ記4章14節〕14 ヱルサレムよ
汝の
心の
惡をあらひ
潔󠄄めよ
然ばすくはれん
汝の
惡き
念いつまで
汝のうちにあるや
〔エレミヤ記17章9節〕9 心は
萬物よりも
僞る
者にして
甚だ
惡し
誰かこれを
知るをえんや
〔マタイ傳15章19節〕19 それ
心より
惡しき
念いづ、
即ち
殺人・
姦淫・
淫行・
竊盜・
僞證・
誹謗、
〔マタイ傳23章25節〕25 禍害󠄅なるかな、
僞善なる
學者、パリサイ
人よ、
汝らは
酒杯と
皿との
外を
潔󠄄くす、されど
內は
貪慾と
放縱とにて
滿つるなり。~
(28) 斯のごとく
汝らも
外は
人に
正しく
見ゆれども、
內は
僞善と
不法とにて
滿つるなり。
〔マタイ傳23章28節〕
〔ルカ傳16章15節〕15 イエス
彼らに
言ひ
給ふ『なんぢらは
人のまへに
己を
義とする
者なり。
然れど
神は
汝らの
心を
知りたまふ。
人のなかに
尊󠄅ばるる
者は、
神のまへに
憎まるる
者なり。
〔使徒行傳5章4節〕4 有りし
時は
汝の
物なり、
賣りて
後も
汝の
權の
內にあるに
非ずや、
何とて
斯ることを
心に
企てし。なんぢ
人に
對してにあらず、
神に
對して
詐りしなり』
〔使徒行傳8章22節〕22 然れば、この
惡を
悔改めて
主に
祈れ、なんぢが
心の
念あるひは
赦されん。
〔ロマ書7章5節〕5 われら
肉に
在りしとき、
律法に
由れる
罪の
情󠄃は
我らの
肢體のうちに
働きて、
死のために
實を
結ばせたり。
〔ロマ書7章8節〕8 然れど
罪は
機に
乘じ
誡命によりて
各樣の
慳貪を
我がうちに
起󠄃せり、
律法なくば
罪は
死にたるものなり。
〔ロマ書8章7節〕7 肉の
念は
神に
逆󠄃ふ、それは
神の
律法に
服󠄃はず、
否したがふこと
能はず、
〔ロマ書8章8節〕8 また
肉に
居る
者は
神を
悅ばすこと
能はざるなり。
〔ガラテヤ書5章19節〕19 それ
肉の
行爲はあらはなり。
即ち
淫行・
汚穢・
好色・~
(21) 猜忌・
醉酒・
宴樂などの
如し。
我すでに
警めたるごとく、
今また
警む。
斯ることを
行ふ
者は
神の
國を
嗣ぐことなし。 〔ガラテヤ書5章21節〕
〔テトス書3章3節〕3 我らも
前󠄃には
愚なるもの、
順はぬもの、
迷󠄃へる
者、さまざまの
慾と
快樂とに
事ふるもの、
惡意󠄃と
嫉妬とをもて
過󠄃すもの、
憎むべき
者、また
互に
憎み
合ふ
者なりき。
〔ヤコブ書4章1節〕1 汝等のうちの
戰爭は
何處よりか、
分󠄃爭は
何處よりか、
汝らの
肢體のうちに
戰ふ
慾より
來るにあらずや。~
(3) 汝ら
求めてなほ
受けざるは、
慾のために
費さんとて
妄に
求むるが
故なり。 〔ヤコブ書4章3節〕
〔ペテロ前書4章2節〕2 これ
今よりのち、
人の
慾に
從はず、
神の
御意󠄃に
從ひて
肉體に
寓れる
殘の
時を
過󠄃さん
爲なり。
〔ペテロ前書4章3節〕3 なんぢら
過󠄃ぎにし
日は、
異邦人の
好む
所󠄃をおこなひ、
好色・
慾情󠄃・
酩酊・
宴樂・
暴飮・
律法にかなはぬ
偶像崇拜に
步みて、もはや
足れり。
姦淫・慳貪・邪曲・詭計・好色・嫉妬・誹謗・傲慢・愚痴。
Thefts, covetousness, wickedness, deceit, lasciviousness, an evil eye, blasphemy, pride, foolishness:
an evil
〔申命記15章9節〕9 汝愼め
心に
惡き
念を
起󠄃し
第七
年放釋の
年近󠄃づけりと
言て
汝の
貧󠄃き
兄弟に
目をかけざる
勿れ
汝もし
斯之に
何をも
與へずしてその
人これがために
汝をヱホバに
訴へなば
汝罪を
獲ん
〔申命記28章54節〕54 汝らの
中の
柔生育にして
軟弱󠄃なる
男すらもその
兄弟とその
懷の
妻とその
遺󠄃れる
子女とを
疾視
〔申命記28章56節〕56 又󠄂汝らの
中の
柔生育にして
纎弱󠄃なる
婦󠄃女すなはちその
柔生育にして
纎弱󠄃なるがために
足の
蹠を
土につくることをも
敢てせざる
者すらもその
懷の
夫とその
男子とその
女子とを
疾視
〔サムエル前書18章8節〕8 サウル
甚だ
怒りこの
言をよろこばずしていひけるは
萬をダビデに
歸し
千をわれに
歸す
此上かれにあたふべき
者は
唯國のみと
〔箴言23章6節〕6 惡目をする
者の
糧をくらふことなく その
珍饈をむさぼりねがふことなかれ
〔箴言28章22節〕22 惡目をもつ
者は
財をえんとて
急󠄃がはしく
却て
貧󠄃窮のおのれに
來るを
知らず
〔マタイ傳20章15節〕15 わが
物を
我が
意󠄃のままに
爲るは
可からずや、
我よきが
故に
汝の
目あしきか」
covetousness, wickedness
無し
foolishness
〔箴言12章23節〕23 賢人は
知識をかくす されど
愚なる
者のこころは
愚なる
事を
述󠄃ぶ
〔箴言22章15節〕15 痴なること
子の
心の
中に
繋がる
懲治の
鞭これを
逐󠄃いだす
〔箴言24章9節〕9 愚なる
者の
謀るところは
罪なり
嘲笑者は
人に
憎まる
〔箴言27章22節〕22 なんぢ
愚なる
者を
臼にいれ
杵をもて
麥と
偕にこれを
搗ともその
愚は
去らざるなり
〔傳道之書7章25節〕25 我は
身をめぐらし
心をもちひて
物を
知り
事を
探り
智慧󠄄と
道󠄃理を
索めんとし
又󠄂惡の
愚たると
愚癡の
狂妄たるを
知んとせり
〔ペテロ前書2章15節〕15 善を
行ひて
愚なる
人の
無知の
言を
止むるは、
神の
御意󠄃なればなり。
pride
〔歴代志略下32章25節〕25 然るにヒゼキヤその
蒙むりし
恩に
酬ゆることをせずして
心に
高ぶりければ
震怒これに
臨まんとしまたユダとヱルサレムに
臨まんとせしが
〔歴代志略下32章26節〕26 ヒゼキヤその
心に
高慢を
悔て
身を
卑くしヱルサレムの
民も
同じく
然なしたるに
因てヒゼキヤの
世にはヱホバの
震怒かれらに
臨まざりき
〔歴代志略下32章31節〕31 但しバビロンの
君等が
使者を
遣󠄃はしてこの
國にありし
奇蹟を
問しめたる
時には
神かれを
棄おきたまへり
是その
心に
有ところの
事を
盡く
知んがために
之を
試みたまへるなり
〔詩篇10章4節〕4 あしき
人はほこりかにいふ
神はさぐりもとむることをせざるなりと
凡てそのおもひに
神なしとせり
〔オバデヤ書1章3節〕3 山崖の
巖屋に
居り
高き
處に
住󠄃む
者よ
汝が
心の
傲慢なんぢを
欺けり
汝心の
中に
謂ふ
誰か
我を
地に
曵くだすことを
得んと
〔オバデヤ書1章4節〕4 汝たとひ
鷲のごとくに
高く
擧り
星の
間に
巢を
造󠄃るとも
我そこより
汝を
曵くださん ヱホバこれを
言たまふ
〔コリント後書10章5節〕5 神の
示敎に
逆󠄃ひて
建てたる
凡ての
櫓を
毀ち、
凡ての
念を
虜にしてキリストに
服󠄃はしむ。
〔ペテロ前書5章5節〕5 若き
者よ、なんぢら
長老たちに
服󠄃へ、かつ
皆たがひに
謙󠄃遜をまとへ『
神は
高ぶる
者を
拒ぎ、
謙󠄃だる
者に
恩惠を
與へ
給ふ』
すべて此等の惡しき事は內より出でて人を汚すなり』
All these evil things come from within, and defile the man.
defile
〔マルコ傳7章15節〕15 外より
人に
入りて、
人を
汚し
得るものなし、
然れど
人より
出づるものは、これ
人を
汚すなり』
〔マルコ傳7章18節〕18 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢらも
然か
悟なきか、
外より
人に
入る
物の、
人を
汚しえぬを
悟らぬか、
〔コリント前書3章17節〕17 人もし
神の
宮を
毀たば
神かれを
毀ち
給はん。それ
神の
宮は
聖󠄄なり、
汝らも
亦かくの
如し。
〔テトス書1章15節〕15 潔󠄄き
人には
凡ての
物きよく、
汚れたる
人と
不信者とには
一つとして
潔󠄄き
物なし、
彼らは
旣に
心も
良心も
汚れたり。
〔ユダ書1章8節〕8 斯のごとく、かの
夢見る
者どもも
肉を
汚し、
權威ある
者を
輕んじ、
尊󠄅き
者を
罵る。
イエス起󠄃ちて此處を去り、ツロの地方に徃き、家に入りて人に知られじと爲給ひたれど、隱るること能はざりき。
And from thence he arose, and went into the borders of Tyre and Sidon, and entered into an house, and would have no man know it: but he could not be hid.
Tyre
〔創世記10章19節〕19 カナン
人の
境はシドンよりゲラルを
經てガザに
至りソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムに
沿てレシヤにまで
及べり
〔創世記49章13節〕13 ゼブルンは
海邊にすみ
舟の
泊る
海邊に
住󠄃はんその
界はシドンにおよぶべし
〔ヨシュア記19章29節〕29 ラマに
旋りツロの
城に
及びまたホサに
旋りアクジブの
邊にて
海にいたりて
盡く
〔イザヤ書23章1節〕1 ツロに
係るおもにの
預言 いはく
タルシシのもろもろの
舟よなきさけべ ツロは
荒廢れて
屋なく
入べきところなければなり かれら
此事をキツテムの
地にて
吿しらせらる~
(4) シドンよはづべし そは
海すなはち
海城かくいへり
曰く われ
苦しまずうまず
壯男をやしなはず
處女をそだてざりきと 〔イザヤ書23章4節〕
〔イザヤ書23章12節〕12 彼いひたまはく
虐󠄃げられたる
處女シドンのむすめよ
汝ふたゝびよろこぶことなかるべし
起󠄃てキツテムにわたれ
彼處にてなんぢまた
安息をえじ
〔エゼキエル書28章2節〕2 人の
子よツロの
君に
言ふべし
主ヱホバかく
言たまふ
汝心に
高ぶりて
言ふ
我は
神なり
神の
座に
坐りて
海の
中にありと
汝は
人にして
神にあらず
而して
神の
心のごとき
心を
懷くなり
〔エゼキエル書28章22節〕22 言べし
主ヱホバかく
言たまふシドンよ
視よ
我汝の
敵となる
我汝の
中において
榮耀を
得ん
我彼らを
鞫き
我の
聖󠄄き
事を
彼らに
顯す
時彼ら
我のヱホバなるを
知ん
〔マルコ傳3章8節〕8 エルサレム、イドマヤ、ヨルダンの
向の
地、およびツロ、シドンの
邊より
夥多しき
民衆その
爲し
給へる
事を
聞きて、
御許に
來る。
and would
〔マタイ傳9章28節〕28 イエス
家にいたり
給ひしに、
盲人ども
御許に
來りたれば、
之に
言ひたまふ『
我この
事をなし
得と
信ずるか』
彼等いふ『
主よ、
然り』
〔マルコ傳2章1節〕1 數日の
後、またカペナウムに
入り
給ひしに、その
家に
在することを
聞きて、
〔マルコ傳3章7節〕7 イエスその
弟子とともに、
海邊に
退󠄃き
給ひしに、ガリラヤより
來れる
夥多しき
民衆も
從ふ。
又󠄂ユダヤ、
〔マルコ傳6章31節〕31 イエス
言ひ
給ふ『なんぢら
人を
避󠄃け、
寂しき
處に、いざ
來りて
暫し
息へ』これは
徃來の
人おほくして、
食󠄃する
暇だになかりし
故なり。
〔テモテ前書5章25節〕25 斯のごとく
善き
業も
明かなり、
然らざる
者も
遂󠄅には
隱るること
能はず。
from
〔マタイ傳15章21節〕21 イエスここを
去りてツロとシドンとの
地方に
徃き
給ふ。~
(28) 爰にイエス
答へて
言ひたまふ『をんなよ、
汝の
信仰は
大なるかな、
願のごとく
汝になれ』
娘この
時より
癒󠄄えたり。
〔マタイ傳15章28節〕
爰に穢れし靈に憑かれたる稚なき娘をもてる女、直ちにイエスの事をきき、來りて御足の許に平󠄃伏す。
For a certain woman, whose young daughter had an unclean spirit, heard of him, and came and fell at his feet:
a
〔マタイ傳15章22節〕22 視よ、カナンの
女、その
邊より
出できたり、
叫びて『
主よ、ダビデの
子よ、
我を
憫み
給へ、わが
娘、
惡鬼につかれて
甚く
苦しむ』と
言ふ。
at
〔マルコ傳1章40節〕40 一人の
癩病人、みもとに
來り、
跪づき
請󠄃ひて
言ふ『
御意󠄃ならば
我を
潔󠄄くなし
給ふを
得ん』
〔マルコ傳5章22節〕22 會堂司の
一人、ヤイロという
者きたり、イエスを
見て、その
足下に
伏し、
〔マルコ傳5章23節〕23 切に
願ひて
言ふ『わが
稚なき
娘、いまはの
際なり、
來りて
手をおき
給へ、さらば
救はれて
活くべし』
〔マルコ傳5章33節〕33 女おそれ
戰き、
己が
身になりし
事を
知り、
來りて
御前󠄃に
平󠄃伏し、ありしままを
吿ぐ。
〔使徒行傳10章25節〕25 ペテロ
入り
來れば、コルネリオ
之を
迎󠄃へ、その
足下に
伏して
拜す。
〔ヨハネ黙示録22章8節〕8 これらの
事を
聞き、かつ
見し
者は
我ヨハネなり。
斯て
見聞せしとき
我これらの
事を
示したる
御使の
足下に
平󠄃伏して
拜せんと
爲しに、
〔ヨハネ黙示録22章9節〕9 かれ
言ふ『つつしみて
然か
爲な、われは
汝および
汝の
兄弟たる
預言者、また
此の
書の
言を
守る
者と
等しく
僕たるなり、なんぢ
神を
拜せよ』
whose
〔マルコ傳9章17節〕17 群衆のうちの
一人こたふ『
師よ、
啞の
靈に
憑かれたる
我が
子を
御許に
連れ
來れり。~
(23) イエス
言ひたまふ『
爲し
得ばと
言ふか、
信ずる
者には、
凡ての
事なし
得らるるなり』 〔マルコ傳9章23節〕
この女はギリシヤ人にて、スロ・フェニキヤの生なり。その娘より惡鬼を逐󠄃ひ出し給はんことを請󠄃ふ。
The woman was a Greek, a Syrophenician by nation; and she besought him that he would cast forth the devil out of her daughter.
Greek
〔イザヤ書49章12節〕12 視よ
人々あるひは
遠󠄄きよりきたり あるひは
北また
西よりきたらん
或はまたシニムの
地よりきたるべし
〔ガラテヤ書3章28節〕28 今はユダヤ
人もギリシヤ
人もなく、
奴隷も
自主もなく、
男も
女もなし、
汝らは
皆キリスト・イエスに
在りて
一體なり。
〔コロサイ書3章11節〕11 斯てギリシヤ
人とユダヤ
人、
割󠄅禮と
無割󠄅禮、あるひは
夷狄、スクテヤ
人・
奴隷・
自主の
別ある
事なし、それキリストは
萬の
物なり、
萬のものの
中にあり。
a Syrophenician
〔マタイ傳15章22節〕22 視よ、カナンの
女、その
邊より
出できたり、
叫びて『
主よ、ダビデの
子よ、
我を
憫み
給へ、わが
娘、
惡鬼につかれて
甚く
苦しむ』と
言ふ。
イエス言ひ給ふ『まづ子供に飽󠄄かしむべし、子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず』
But Jesus said unto her, Let the children first be filled: for it is not meet to take the children's bread, and to cast it unto the dogs.
Let
〔マタイ傳7章6節〕6 聖󠄄なる
物を
犬に
與ふな。また
眞珠を
豚の
前󠄃に
投ぐな。
恐らくは
足にて
蹈みつけ、
向き
返󠄄りて
汝らを
噛みやぶらん。
〔マタイ傳10章5節〕5 イエスこの
十二人を
遣󠄃さんとて、
命じて
言ひたまふ。
『
異邦人の
途󠄃にゆくな、
又󠄂サマリヤ
人の
町に
入るな。
〔マタイ傳15章23節〕23 されどイエス
一言も
答へ
給はず。
弟子たち
來り
請󠄃ひて
言ふ『
女を
歸したまへ、
我らの
後より
叫ぶなり』~
(28) 爰にイエス
答へて
言ひたまふ『をんなよ、
汝の
信仰は
大なるかな、
願のごとく
汝になれ』
娘この
時より
癒󠄄えたり。
〔マタイ傳15章28節〕
〔使徒行傳22章21節〕21 われに
言ひ
給ふ「
徃け、
我なんぢを
遠󠄄く
異邦人に
遣󠄃すなり」と』
〔ロマ書15章8節〕8 われ
言ふ、キリストは
神の
眞理のために
割󠄅禮の
役者となり
給へり。これ
先祖たちの
蒙りし
約束を
堅うし
給はん
爲、
〔エペソ書2章12節〕12 曩にはキリストなく、イスラエルの
民籍に
遠󠄄く、
約束に
屬する
諸般の
契󠄅約に
與りなく、
世に
在りて
希望󠄇なく、
神なき
者なりき。
女こたへて言ふ『然り主よ、食󠄃卓の下の小狗も小供の食󠄃屑を食󠄃ふなり』
And she answered and said unto him, Yes, Lord: yet the dogs under the table eat of the children's crumbs.
yet
〔イザヤ書45章22節〕22 地の
極なるもろもろの
人よ なんぢら
我をあふぎのぞめ
然ばすくはれん われは
神にして
他に
神なければなり
〔イザヤ書49章6節〕6 その
聖󠄄言にいはく なんぢわが
僕となりてヤコブのもろもろの
支派をおこし イスラエルのうちののこりて
全󠄃うせしものを
歸らしむることはいと
輕し
我また
汝をたてて
異邦人の
光となし
我がすくひを
地のはてにまで
到らしむ
〔マタイ傳5章45節〕45 これ
天にいます
汝らの
父󠄃の
子とならん
爲なり。
天の
父󠄃は、その
日を
惡しき
者のうへにも、
善き
者のうへにも
昇らせ、
雨を
正しき
者にも、
正しからぬ
者にも
降らせ
給ふなり。
〔ルカ傳7章6節〕6 イエス
共に
徃き
給ひて、その
家はや
程近󠄃くなりしとき、
百卒長、
數人の
友を
遣󠄃して
言はしむ『
主よ、
自らを
煩はし
給ふな。
我は
汝をわが
屋根の
下に
入れまつるに
足らぬ
者なり。~
(8) 我みづから
權威の
下に
置かるる
者なるに、
我が
下にまた
兵卒ありて、
此に「
徃け」と
言へば
徃き、
彼に「
來れ」と
言へば
來り、わが
僕に「これを
爲せ」と
言へば
爲すなり』 〔ルカ傳7章8節〕
〔ルカ傳15章30節〕30 然るに
遊󠄃女らと
共に、
汝の
身代を
食󠄃ひ
盡したる
此の
汝の
子、
歸り
來れば、
之がために
肥えたる
犢を
屠れり」~
(32) 然れど
此の
汝の
兄弟は
死にて
復生き、
失せて
復得られたれば、
我らの
樂しみ
喜ぶは
當然なり」』 〔ルカ傳15章32節〕
〔使徒行傳11章17節〕17 神われらが
主イエス・キリストを
信ぜしときに
賜ひしと
同じ
賜物を
彼らにも
賜ひたるに、われ
何者なれば
神を
阻み
得ん』
〔使徒行傳11章18節〕18 人々これを
聞きて
默然たりしが、
頓て
神を
崇めて
言ふ『されば
神は
異邦人にも
生命を
得さする
悔改を
與へ
給ひしなり』
〔ロマ書3章29節〕29 神はただユダヤ
人のみの
神なるか、また
異邦人の
神ならずや、
然り、また
異邦人の
神なり。
〔ロマ書10章12節〕12 ユダヤ
人とギリシヤ
人との
區別なし、
同一の
主は
萬民の
主にましまして、
凡て
呼び
求むる
者に
對して
豐なり。
〔ロマ書15章8節〕8 われ
言ふ、キリストは
神の
眞理のために
割󠄅禮の
役者となり
給へり。これ
先祖たちの
蒙りし
約束を
堅うし
給はん
爲、
〔ロマ書15章9節〕9 また
異邦人も
憐憫によりて
神を
崇めんためなり。
錄して 『この
故に、われ
異邦人の
中にて
汝を
讃めたたへ、
又󠄂なんぢの
名を
謳はん』とあるが
如し。
〔エペソ書2章12節〕12 曩にはキリストなく、イスラエルの
民籍に
遠󠄄く、
約束に
屬する
諸般の
契󠄅約に
與りなく、
世に
在りて
希望󠄇なく、
神なき
者なりき。~
(14) -15
彼は
我らの
平󠄃和にして
己が
肉により、
樣々の
誡命の
規より
成る
律法を
廢して
二つのものを
一つとなし、
怨なる
隔の
中籬を
毀ち
給へり。これは
二つのものを
己に
於て
一つの
新しき
人に
造󠄃りて
平󠄃和をなし、 〔エペソ書2章14節〕
〔エペソ書3章8節〕8 我は
凡ての
聖󠄄徒のうちの
最小き
者よりも
小き
者なるに、キリストの
測るべからざる
富を
異邦人に
傳へ、
イエス言ひ給ふ『なんぢ此の言によりて[安んじ]徃け、惡鬼は旣に娘より出でたり』
And he said unto her, For this saying go thy way; the devil is gone out of thy daughter.
(Whole verse)
〔イザヤ書57章15節〕15 至高く
至上なる
永遠󠄄にすめるもの
聖󠄄者となづくるもの
如此いひ
給ふ
我はたかき
所󠄃きよき
所󠄃にすみ
亦こころ
碎けてへりくだる
者とともにすみ
謙󠄃だるものの
靈をいかし
碎けたるものの
心をいかす
〔イザヤ書57章16節〕16 われ
限なくは
爭はじ
我たえずは
怒らじ
然らずば
人のこころ
我がまへにおとろへん わが
造󠄃りたる
靈はみな
然らん
〔イザヤ書66章2節〕2 ヱホバ
宣給く
我手はあらゆる
此等のものを
造󠄃りてこれらの
物ことごとく
成れり
我はただ
苦しみまた
心をいため
我がことばを
畏れをののくものを
顧󠄃みるなりと
〔マタイ傳5章3節〕3 『
幸福なるかな、
心の
貧󠄃しき
者。
天國はその
人のものなり。
〔マタイ傳8章9節〕9 我みづから
權威の
下にある
者なるに、
我が
下にまた
兵卒ありて、
此に「ゆけ」と
言へば
徃き、
彼に「きたれ」と
言へば
來り、わが
僕に「これを
爲せ」といへば
爲すなり』~
(13) イエス
百卒長に『ゆけ、
汝の
信ずるごとく
汝になれ』と
言ひ
給へば、このとき
僕いえたり。
〔マタイ傳8章13節〕
〔ヨハネ第一書3章8節〕8 罪を
行ふものは
惡魔󠄃より
出づ、
惡魔󠄃は
初より
罪を
犯せばなり。
神の
子の
現れ
給ひしは、
惡魔󠄃の
業を
毀たん
爲なり。
女、家に歸りて見るに、子は寢臺の上に臥し、惡鬼は旣に出でたり。
And when she was come to her house, she found the devil gone out, and her daughter laid upon the bed.
she found
〔ヨハネ第一書3章8節〕8 罪を
行ふものは
惡魔󠄃より
出づ、
惡魔󠄃は
初より
罪を
犯せばなり。
神の
子の
現れ
給ひしは、
惡魔󠄃の
業を
毀たん
爲なり。
she was
〔ヨハネ傳4章50節〕50 イエス
言ひ
給ふ『かへれ、
汝の
子は
生くるなり』
彼はイエスの
言ひ
給ひしことを
信じて
歸りしが、~
(52) その
癒󠄄えはじめし
時を
問ひしに『
昨日の《[*]》
第七時に
熱去れり』といふ。[*今の午後一時頃ならん。] 〔ヨハネ傳4章52節〕
イエス又󠄂ツロの地方を去りて、シドンを過󠄃ぎ、デカポリスの地方を經て、ガリラヤの海に來り給ふ。
And again, departing from the coasts of Tyre and Sidon, he came unto the sea of Galilee, through the midst of the coasts of Decapolis.
Decapolis
〔マタイ傳4章25節〕25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ
及びヨルダンの
彼方より
大なる
群衆きたり
從へり。
〔マルコ傳5章20節〕20 彼ゆきてイエスの
如何に
大なる
事を
己になし
給ひしかをデカポリスに
言ひ
弘めたれば、
人々みな
怪しめり。
from
〔マタイ傳15章29節〕29 イエス
此處を
去り、ガリラヤの
海邊にいたり、
而して
山に
登り、そこに
坐し
給ふ。~
(31) 群衆は、
啞者の
物いひ、
不具󠄄の
癒󠄄え、
跛者の
步み、
盲人の
見えたるを
見て
之を
怪しみ、イスラエルの
神を
崇めたり。
〔マタイ傳15章31節〕
〔マルコ傳7章24節〕24 イエス
起󠄃ちて
此處を
去り、ツロの
地方に
徃き、
家に
入りて
人に
知られじと
爲給ひたれど、
隱るること
能はざりき。
人々、耳聾にして物言ふこと難き者を連れ來りて、之に手をおき給はんことを願ふ。
And they bring unto him one that was deaf, and had an impediment in his speech; and they beseech him to put his hand upon him.
(Whole verse)
〔マタイ傳9章32節〕32 盲人どもの
出づるとき、
視よ、
人々、
惡鬼に
憑かれたる
啞者を
御許につれきたる。
〔マタイ傳9章33節〕33 惡鬼おひ
出されて
啞者ものいひたれば、
群衆あやしみて
言ふ『かかる
事は
未だイスラエルの
中に
顯れざりき』
〔ルカ傳11章14節〕14 さてイエス
啞の
惡鬼を
逐󠄃ひいだし
給へば、
惡鬼いでて
啞、
物言ひしにより、
群衆あやしめり。
イエス群衆の中より、彼をひとり連れ出し、その兩耳に指をさし入れ、また唾して其の舌に觸り、
And he took him aside from the multitude, and put his fingers into his ears, and he spit, and touched his tongue;
he took
〔列王紀略上17章19節〕19 エリヤ
彼に
爾の
子を
我に
授せと
言て
之を
其懷より
取り
之を
己の
居る
桜に
抱のぼりて
己の
牀に
臥しめ~
(22) ヱホバ、エリヤの
聲を
聽いれたまひしかば
其子の
魂中にかへりて
生たり 〔列王紀略上17章22節〕
〔列王紀略下4章4節〕4 而してなんぢ
入て
汝の
子等とともに
戶の
內に
閉こもりそのすべての
器に
油をつぎてその
盈るところの
者をとりのけおくべし~
(6) 器のみな
盈たるときその
子にむかひ
尙われに
器をもちきたれといひけるに
器はもはやあらずといひたればその
油すなはち
止る 〔列王紀略下4章6節〕
〔列王紀略下4章34節〕34 而してエリシヤ
上りて
子の
上に
伏し
己が
口をその
口におのが
目をその
目に
己が
手をその
手の
上にあて
身をもてその
子を
掩しに
子の
身體やうやく
溫まり
來る
〔マルコ傳5章40節〕40 人々イエスを
嘲笑ふ。イエス
彼等をみな
外に
出し、
幼兒の
父󠄃と
母と
己に
伴󠄃へる
者とを
率󠄃きつれて、
幼兒のをる
處に
入り、
〔マルコ傳8章23節〕23 イエス
盲人の
手をとりて、
村の
外に
連れ
徃き、その
目に
唾し、
御手をあてて『なにか
見ゆるか』と
問ひ
給へば、
〔ヨハネ傳9章6節〕6 かく
言ひて
地に
唾し、
唾にて
泥をつくり、
之を
盲人の
目にぬりて
言ひ
給ふ、
〔ヨハネ傳9章7節〕7 『ゆきてシロアム(
釋けば
遣󠄃されたる
者)の
池にて
洗へ』
乃ちゆきて
洗ひたれば、
見ゆることを
得て
歸れり。
put
天を仰ぎて嘆じ、その人に對ひて『エパタ』と言ひ給ふ、ひらけよとの意󠄃なり。
And looking up to heaven, he sighed, and saith unto him, Ephphatha, that is, Be opened.
Be opened
〔マルコ傳1章41節〕41 イエス
憫みて、
手をのべ
彼につけて『わが
意󠄃なり、
潔󠄄くなれ』と
言ひ
給へば、
〔ルカ傳7章14節〕14 近󠄃より
柩に
手をつけ
給へば、
舁くもの
立ち
止る。イエス
言ひたまふ『
若者よ、
我なんぢに
言ふ、
起󠄃きよ』
〔ルカ傳18章42節〕42 イエス
彼に『
見ることを
得よ、なんぢの
信仰なんぢを
救へり』と
言ひ
給へば、
〔使徒行傳9章34節〕34 斯てペテロ
之に『アイネヤよ、イエス・キリスト
汝を
醫したまふ、
起󠄃きて
牀を
收めよ』と
言ひたれば、
直ちに
起󠄃きたり。
〔使徒行傳9章40節〕40 ペテロ
彼等をみな
外に
出し、
跪づきて
祈りし
後、ふりかへり
屍體に
向ひて『タビタ、
起󠄃きよ』と
言ひたれば、かれ
目を
開き、ペテロを
見て
起󠄃反れり。
Ephphatha
〔マルコ傳5章41節〕41 幼兒の
手を
執りて『タリタ、クミ』と
言ひたまふ。
少女よ、
我なんぢに
言ふ、
起󠄃きよ、との
意󠄃なり。
〔マルコ傳15章34節〕34 三時にイエス
大聲に『エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ』と
呼はり
給ふ。
之を
釋けば、わが
神、わが
神、なんぞ
我を
見棄て
給ひし、との
意󠄃なり。
he sighed
〔イザヤ書53章3節〕3 かれは
侮られて
人にすてられ
悲哀の
人にして
病患をしれり また
面をおほひて
避󠄃ることをせらるる
者のごとく
侮られたり われらも
彼をたふとまざりき
〔エゼキエル書21章7節〕7 人汝に
何て
歎くやと
言ば
汝言べし
來るところの
風聞のためなり
心みな
鎔け
手みな
痿え
魂みな
弱󠄃り
膝みな
水とならん
視よ
事いたれりかならず
成ん
主ヱホバこれを
言ふ
〔マルコ傳8章12節〕12 イエス
心に
深く
歎じて
言ひ
給ふ『なにゆゑ
今の
代は
徴を
求むるか、
誠に
汝らに
吿ぐ、
徴は
今の
代に
斷えて
與へられじ』
〔ルカ傳19章41節〕41 旣に
近󠄃づきたるとき、
都を
見やり、
之がために
泣きて
言ひ
給ふ、
〔ヨハネ傳11章33節〕33 イエスかれが
泣き
居り、
共に
來りしユダヤ
人も
泣き
居るを
見て、
心を
傷め
悲しみて
言ひ
給ふ、
〔ヨハネ傳11章38節〕38 イエスまた
心を
傷めつつ
墓にいたり
給ふ。
墓は
洞にして
石を
置きて
塞げり。
〔ヘブル書4章15節〕15 我らの
大祭司は
我らの
弱󠄃を
思ひ
遣󠄃ること
能はぬ
者にあらず、
罪を
外にして
凡ての
事、われらと
等しく
試みられ
給へり。
looking
〔マルコ傳6章41節〕41 斯てイエス
五つのパンと
二つの
魚とを
取り、
天を
仰ぎて
祝しパンをさき、
弟子たちに
付して
人々の
前󠄃に
置かしめ、
二つの
魚をも
人每に
分󠄃け
給ふ。
〔ヨハネ傳11章41節〕41 ここに
人々、
石を
除けたり。イエス
目を
擧げて
言ひたまふ『
父󠄃よ、
我にきき
給ひしを
謝す。
〔ヨハネ傳17章1節〕1 イエスこれらの
事を
語りはて、
目を
擧げ
天を
仰ぎて
言ひ
給ふ『
父󠄃よ、
時來れり、
子が
汝の
榮光を
顯さんために、
汝の
子の
榮光を
顯したまへ。
斯てその耳ひらけ、舌の縺ただちに解け、正しく物いへり。
And straightway his ears were opened, and the string of his tongue was loosed, and he spake plain.
(Whole verse)
〔イザヤ書32章4節〕4 躁がしきものの
心はさとりて
知識をえ
吃者の
舌はすみやけくあざやかに
語るをうべし
〔イザヤ書35章6節〕6 そのとき
跛者は
鹿の
如くにとびはしり
啞者の
舌はうたうたはん そは
荒野に
水わきいで
沙漠に
川ながるべければなり
〔マタイ傳11章5節〕5 盲人は
見、
跛者はあゆみ、
癩病人は
潔󠄄められ、
聾者はきき、
死人は
甦へらせられ、
貧󠄃しき
者は
福音󠄃を
聞かせらる。
〔マルコ傳2章12節〕12 彼おきて
直ちに
床をとりあげ、
人々の
眼前󠄃いで
徃けば、
皆おどろき、かつ
神を
崇めて
言ふ『われら
斯の
如きことは
斷えて
見ざりき』
イエス誰にも吿ぐなと人々を戒めたまふ。然れど戒むるほど反つて愈々言ひ弘めたり。
And he charged them that they should tell no man: but the more he charged them, so much the more a great deal they published it;
(Whole verse)
〔マルコ傳1章44節〕44 『つつしみて
誰にも
語るな、
唯ゆきて
己を
祭司に
見せ、モーセが
命じたる
物を
汝の
潔󠄄のために
獻げて、
人々に
證せよ』
〔マルコ傳1章45節〕45 されど
彼いでて
此の
事を
大に
述󠄃べつたへ、
徧く
弘め
始めたれば、この
後イエスあらはに
町に
入りがたく、
外の
寂しき
處に
留りたまふ。
人々、
四方より
御許に
來れり。
〔マルコ傳5章43節〕43 イエス
此の
事を
誰にも
知れぬやうにせよと、
堅く
彼らを
戒め、また
食󠄃物を
娘に
與ふることを
命じ
給ふ。
また甚だしく打驚きて言ふ『かれの爲しし事は皆よし、聾者をも聞えしめ、啞者をも物いはしむ』
And were beyond measure astonished, saying, He hath done all things well: he maketh both the deaf to hear, and the dumb to speak.
He hath
〔創世記1章31節〕31 神其造󠄃りたる
諸の
物を
視たまひけるに
甚だ
善りき
夕あり
朝󠄃ありき
是六日なり
〔ルカ傳23章41節〕41 我らは
爲しし
事の
報を
受くるなれば
當然なり。されど
此の
人は
何の
不善をも
爲さざりき』
he maketh
〔出エジプト記4章10節〕10 モーセ、ヱホバにいひけるはわが
主よ
我は
素言辭に
敏き
人にあらず
汝が
僕に
語りたまへるに
及びても
猶しかり
我は
口重く
舌重き
者なり
〔出エジプト記4章11節〕11 ヱホバかれにいひたまひけるは
人の
口を
造󠄃る
者は
誰なるや
啞者聾者目明者瞽者などを
造󠄃る
者は
誰なるや
我ヱホバなるにあらずや
were
〔詩篇139章14節〕14 われなんぢに
感謝す われは
畏るべく
奇しくつくられたり なんぢの
事跡はことごとくくすし わが
靈魂はいとつばらに
之をしれり
〔マルコ傳1章27節〕27 人々みな
驚き
相問ひて
言ふ『これ
何事ぞ、
權威ある
新しき
敎なるかな、
穢れし
靈すら
命ずれば
從ふ』
〔マルコ傳2章12節〕12 彼おきて
直ちに
床をとりあげ、
人々の
眼前󠄃いで
徃けば、
皆おどろき、かつ
神を
崇めて
言ふ『われら
斯の
如きことは
斷えて
見ざりき』
〔マルコ傳4章41節〕41 かれら
甚く
懼れて
互に
言ふ『こは
誰ぞ、
風も
海も
順ふとは』
〔マルコ傳5章42節〕42 直ちに
少女たちて
步む、その
歳十二なりければなり。
彼ら
直ちに
甚く
驚きおどろけり。
〔マルコ傳6章51節〕51 斯て
弟子たちの
許にゆき、
舟に
登り
給へば、
風やみたり。
弟子たち
心の
中にて
甚く
驚く、
〔使徒行傳2章7節〕7 かつ
驚き
怪しみて
言ふ『
視よ、この
語る
者は
皆ガリラヤ
人ならずや、~
(12) みな
驚き、
惑ひて
互に
言ふ『これ
何事ぞ』 〔使徒行傳2章12節〕
〔使徒行傳3章10節〕10 彼が
前󠄃に
乞食󠄃にて
宮の
美麗門に
坐しゐたるを
知れば、この
起󠄃りし
事に
就きて
驚駭と
奇異とに
充ちたり。
~
(13) アブラハム、イサク、ヤコブの
神、われらの
先祖の
神は、その
僕イエスに
榮光あらしめ
給へり。
汝等このイエスを
付し、ピラトの
之を
釋さんと
定めしを、
其の
前󠄃にて
否みたり。 〔使徒行傳3章13節〕
〔使徒行傳14章11節〕11 群衆、パウロの
爲ししことを
見て
聲を
揚げ、ルカオニヤの
國語にて『
神たち
人の
形をかりて
我らに
降り
給へり』と
言ひ、